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【聖林裏表】クロエ・ベネットの人種差別批判にモヤモヤ感 映画「ヘルボーイ」の俳優降板騒動 (2/2ページ)

 「これぞ男だ。ハリウッドで続く、アジア系米国人コミュニティーに対する無神経で軽薄な態度に真っ向から立ち向かってくれてありがとう。あなたの勇気、新たな一歩をありがとう。ほかの俳優や映画業界の人々も同じように行動してくれることを願う」

 昨年、米芸能サイト「デイリー・ビースト」の取材に応じたクロエは、ハリウッドの差別についても触れていた。もともと本名の「クロエ・ワン」と名乗っていた彼女は、2012年ごろまでは、上海などを中心にアイドル活動をしていたという。

 ところが、まったく“お声”はかからなかった。そこで、母方の名字「ベネット」を名乗るようにした。「名字を代えていった最初のオーディションで合格したの。それがハリウッドのやり方よ」とクロエは語っている。

 クロエがハリウッドのホワイト・ウォッシュを批判するのには、アジア系のオリジン(起源)やスピリット(精神)も含めた深い思いがあるのだろう。ただ今回は何かモヤモヤ感が残っていた。

 アジア系? 彼女の容貌は日本や中国、韓国などの東アジアっぽさがあまり感じられない、いわゆる「外国人顔」だからなのか……。(産経新聞ロサンゼルス支局長・中村将)

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