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【酒井政利 時代のサカイ目】のん、芸人引き連れ紅白出場もある!? 驚愕のロックアーティスト転身で発した不思議な魅力 (1/2ページ)

 夏フェスラッシュだが意外な人が出演することもある。高橋幸宏といとうせいこうがキュレーターを務め、今年で10回目になる東京・葛西臨海公園での『WORLD HAPPINESS 2017』に参加したのは、のん。

 序盤で、コトリンゴがアニメ映画『この世界の片隅に』の主題歌『悲しくてやりきれない』をワンフレーズを歌ったところで、「スペシャル・ゲスト、のんちゃんです」と紹介されて登場。のんがこの映画の声優を務めた縁でのデュエットで、のんのしっとりとした歌声に、会場は静かに聞き入り、歌い終えると喝采と歓声に包まれた。

 また終盤では高橋幸宏やギターの鈴木慶一が80年代のナンバーを演奏し盛り上げる中、再びのんが赤いテレキャスター(ギター)を抱え登場。

 「本来はロックの人なんだよね」と高橋が紹介。ところが割れんばかりの大歓声を受けて緊張マックスになったのか、のんの表情は硬かった。その緊張をほぐすかのように「思いっきり行って!」と高橋。鈴木も「冥土の土産だな、こりゃ」と盛り上げた。

 中学時代からバンドを組み、ギターを担当していたのんは、サディスティック・ミカバンドの『タイムマシンにおねがい』のあの有名なイントロのギター・リフを見事に弾きこなした。弾きながら歌う姿のキュートさは、アイドル性とアーティスト性を併せ持つ不思議な魅力を発していた。

 衣装は『タイムマシンに~』の歌詞のティラノザウルスにちなみ、ポップでカラフルなスカートに黄緑色のシッポ付き。ファッショナブルさも全開だった。

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