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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】全裸、半裸、女装…クセになる名脇役たちの競演「下北沢ダイハード~人生最悪の一日~」

 テレ東の深夜ドラマ『デッドストック~未知への挑戦~』を8月1日付、同じく『居酒屋ふじ』を15日付で書いた。破格の“テレ東”大盤振る舞いとなったが、面白いからしようがない。

 で、今回もテレ東の「ドラマ24」を書くことにした。勢い余って、ではない。金曜深夜の“看板枠”に恥じない「安くて面白い」(古田新太)企画を、今季も見せてくれているのだ。

 その名も『下北沢ダイハード~人生最悪の一日~』、8日放送第8話、馬場ふみか。古田新太ふんする下北沢の“事情通”、ジョン幕練(映画「ダイ・ハード」のヒーロー、ジョン・マクレーンのもじり!)が、行きつけのスナックでママ(着物姿も色っぽい小池栄子)を相手に毎回、下北沢で起きたという「人生最悪の一日」(本人には大事件でも傍から見れば大爆笑のエピソードの数々)を語って聞かせる。

 SMプレーでスーツケースに全裸で入ったまま誘拐事件に巻き込まれた国会議員(神保悟志)、違法風俗店で警察の家宅捜索に遭った俳優・光石研(本人役)、喫茶店でママ友とお茶しているところに女装癖のある夫(野間口徹)が現れたためにパニクる妻(麻生久美子)、2037年の未来から2017年の「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」に全裸で送り込まれたシーモキーター(佐藤二朗)…。

 それぞれの話は、オヤジも「駅前劇場」や「本多劇場」での公演を何度も見ている「ヨーロッパ企画」の上田誠をはじめ、下北沢の小劇場で活躍する劇作家11人の書き下ろし。それを、ミュージックビデオなどを手がける気鋭の映像作家4人が交代で監督している。

 一話完結オムニバスだから毎回、設定も登場人物もさまざまで、名バイプレーヤーたちの競演がたっぷり見られる…のだが、神保悟志と佐藤二朗は全裸、光石研は半裸、野間口徹は女装。クセになりそうな「下北沢」だ。(新橋のネクタイ巻き)

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