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【聖林裏表】世紀のフェルプスvs人食いザメ あんなに宣伝しておいてCG…SNSは「失望」「詐欺」あふれる批判 (1/2ページ)

 あの感動から1年。南米ブラジル・リオデジャネイロ五輪から、あっという間に時が過ぎた。

 なぜ、五輪を思いだしたかというと、先ごろ、競泳界のレジェンド、マイケル・フェルプス(32)がサメと泳ぎの速さを競うテレビ番組が放送されるという告知がさまざまな媒体で流れていたからだ。

 スポーツ選手なので、ハリウッドのコラムにはそぐわないかもしれないが、米芸能メディアも大騒ぎだったので、今回はご容赦いただきたい。

 番組を放送したのは、米ケーブルテレビ・ネットワーク「ディスカバリー・チャンネル」。約1週間にわたり、サメにちなんだ番組を放送する「シャーク・ウイーク」の一大イベントとして企画された。番組は「偉大なる金メダリスト対ホオジロザメ」などと大々的に宣伝されていた。

 フェルプスといえば、アテネ、北京、ロンドン、リオと4つの五輪で、自由形やバタフライなど計28個のメダルを獲得している。うち金メダルが23個というから、まさに「水の怪物」だ。

 一方、ホオジロザメは、スティーブン・スピルバーグ監督の名を世界に浸透させたスリラー映画「ジョーズ」(1975年)のモデルとなった「人食いザメ」だ。

 世紀の対決を前に、フェルプスのチームメートで、リオ五輪で「強盗被害にあった」との狂言で株を下げたライアン・ロクテ(33)が「絶対に(フェルプスが)勝てるわけがない」と語る、思わせぶりなインタビュー映像が流れ、視聴者の興味はふくらんだ。

 対決は1時間番組の最終盤までひっぱられた。種目は100メートル自由形。場所は、南アフリカ・ケープタウンの海だ。サメ皮のようなウエットスーツに、尾びれのようなフィンを装着したフェルプスの隣のコースで、猛然とホオジロザメが泳ぎ始めた-。

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