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【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】拝啓、いつかのカメラマンさんへ 「あのときはありがとうございます」 (1/2ページ)

 とある著名人の芸能界復帰をかねたトークショーと新作発表会。この日の主人公は本番前の楽屋初顔合わせで、司会を務める初対面の私にまで深々とお辞儀をし、開口一番「ご迷惑をおかけしてすみませんでした」と挨拶されました。どのような日々を耐え忍んでいらっしゃるのか、その言動から即、感じ取ることができました。

 本番は各方面のメディアが取材に入り、用意された会場に入りきらないという緊急事態が発生。スタッフ関係者の皆さんもてんてこ舞いで、映像(ムービー)とスチールカメラマンたちの場所取り合戦になり、揚げ句の果てには怒号が飛びかい、出来れば近づきたくない険悪な雰囲気に。しかも、会場には一般の招待客もいました。

 司会台から事前のアナウンスコメントを発し始めても、その空気のよどみがなかなか取れません。でも、ひたすら空気をあたためようとアナウンスを続けていました。

 そんな時です。本番に向けて見るに見かねたのでしょうか、ベテラン(おそらく)の男性カメラマンが「おいっ、せっかくゼロからやりなおす日。喧嘩はやめ~! 応援!」と大声を張り上げてくださったのです。そのカメラマンがどこのどなたかは存じあげませんが、現場チームにとっては正義の味方のようなありがたい一言! 短いフレーズで、素晴らしいアイスブレイクとなりました。よくぞよくぞ、発してくださった。そこからは和気あいあいとまではいかなくても、少しずつあたたかな空気が流れ始めたような気がします。

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