健康診断の時間は労働時間になる? (1/2ページ)

2017.04.21

 【Q】毎年、会社から健康診断を受診するよう指示があり、出勤前に会社が指定する診療所に立ち寄って受診していますが、そもそも、この時間は労働時間にカウントされるものなのでしょうか。 (20代・男性)

 【A】労働安全衛生法の中に、事業者による労働者の健康診断実施について規定があります。事業者には健康診断の実施義務があり、対象となる労働者には受診義務があります(第66条)。

 健康診断には、大きく分けて「一般健康診断」と「特殊健康診断」の2種類があります。

 前者には、雇い入れ時の健康診断や年1回の定期健康診断などがあり、後者は一定の有害業務に従事する労働者を対象に行われるものです。

 さて、健康診断に要した時間の扱いです。これに関しては行政通達が出ていて、一般健診と特殊健診で若干異なります。

 特殊健康診断は「所定の労働時間内で行われるべきもの」とされています。このため、健診に要した時間分の賃金は支払い対象となります。

 一方、一般健診は「一般的な健康の確保を図ることを目的として事業者にその実施義務を課したものであり、業務遂行との関連において行われるものではない」とあります。そのうえで「当然には事業者の負担すべきものではなく労使が協議して定めるべきもの」としています。

 
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