タワマン修繕に革命 外壁寿命「30年」延ばす魔法の施工 (1/2ページ)

2017.03.13

大規模改修のサイクルが変わるかもしれない
大規模改修のサイクルが変わるかもしれない【拡大】

 鉄筋コンクリート造の分譲マンションでは、通常12〜13年に1度の間隔で大規模修繕工事が行われる。

 私はかねがね、すべてのマンションが12〜13年に1度の割合で足場を組んでの大規模修繕を行う必要はないと伝えてきた。築30年以上を経過しているのに1度も外壁修繕工事をしたことがない物件も多い。マンションの外壁は躯体工事とタイル貼りがしっかりとした精度で施工されていれば、12〜13年程度で問題は起こらないはずだ。ただし、汚れることはある。

 しかし、タワーマンションの場合は15年に1度くらいは外壁の修繕工事をやるべきだと思う。

 タワマンと、よくある板状型マンションとの大きな違いは外壁の構造だ。板状型の場合、外壁はだいたいが鉄筋コンクリート構造。その外側にタイルがきちんと接着されていれば、問題が起こりにくい。

 ところが、タワマンの外壁はほぼALC(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)パネルと呼ばれるもの。工場で生産されたALCパネルを現場ではめ込んでいく。この際、パネルとパネルの継ぎ目には気密性と防水性を保つためにシーリング材が充填(じゅうてん)される。

 このシーリング材が風や地震などで揺れると劣化しやすいので、タワマンには雨漏りが多い、という話は何回か前に書いた。

 その記事を読んで先日、ある化学メーカーからシーリング材やALCパネルのスペシャリストが3人ほど私の事務所を訪ねてきた。彼らからさまざまなことを教わり、私のつたない知識は大いに補強された。

 最も興味深かったのは、彼らの会社で生産している新しいタイプのシーリング材についてだった。シーリング材は通常なら施工から十数年で劣化するが、その製品は実験結果として30年の期待対応年数があるという。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。