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【定年後 難民にならない生き方】ケアワーカーの支援プロジェクト始動 高齢者施設の感染対策徹底で負担増 (1/3ページ)

 新型コロナウイルス感染拡大から約1年。いまだ出口は見えない。新型コロナウイルス対策として、緊急事態宣言準じた対応が可能になる「まん延防止等重点措置」が大阪、兵庫、宮城の3府県への適用が決まったのは4月1日のことだ。東京では4日連続で感染者が400人を超え、大阪では過去最多の感染者数となる666人が確認され、早くも第4波の到来が懸念されている。逼迫(ひっぱく)した状況が続く中、高齢者や障がい者の暮らしを支える全国の介護・福祉に従事する“ケアワーカー”と「支援者」をつなぐプロジェクト「#ケアワーカーをケアしよう」がスタート。発起人の秋本可愛さんにプロジェクト発足の経緯を聞いた。秋本さんは2013年に「株式会社Join for Kaigo(現・株式会社Blanket)」を設立。日本最大級の介護に志を持つ若者のコミュニティ「KAIGO LEADERS」発起人でもある。

 「目まぐるしく状況が変わる中で、感染動向を把握し、重症化リスクが高い高齢者や障がい者の暮らしを支えてきたケアワーカーの努力は計り知れません。感染症内科の医師から『日本が先進諸国と比べて死亡者数が少ない理由のひとつは高齢者施設でのクラスター発生が抑えられているから』と言われるほど。でも、道のりは決して容易なものではありませんでした。その裏側にはケアワーカーの我慢があり、今も続いています」

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