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【トップ直撃】素材生かし「糖の未来」へ コロナ禍でもキャンディーのシェアトップ カンロ・三須和泰社長 (1/4ページ)

 「天から降る甘い露」を意味する「甘露(かんろ)」が社名の由来だ。創業から108年、ロングセラーの「カンロ飴(あめ)」を筆頭に、「健康のど飴」「金のミルク」「ピュレグミ」など、数多くの「甘露」な製品を世に送り出してきた。そして、添加物に頼らないおいしさや、健康に資する機能性など、糖の未来に向けた商品作りも進めている。 (中田達也)

 

 ◆「カンロ飴」が無添加に変更

 --食品メーカーとして大事にしていることは

 「商品開発をするなかで、素材を生かすことと、キャンディーならではの機能性という2つから外れないようにすることが大方針です。安全安心は大前提で、体にいいものを作ることがわれわれにできることではないかと考えています」

 --「カンロ飴」をリニューアルしました

 「63年ぶりにレシピ変更を行い、添加物をなくしました。添加物は悪いものではありませんが、欧州や米国では、食べて体にいいもの、自然に近いものを消費者が求めていて、日本もいずれそういう方向へかじを切っていくと考えています」

 --社員の意識に影響も

 「自分の子供や孫に、うちの会社が作ってる商品は安全なんだよって言える。これは働くうえで重要だと思います。カンロ飴は社名にもなっているので、会社の支柱としてブランドを将来につなげたいですね」

 ◆コンビニには「定番の力」で

 --「糖から未来をつくる。」をスローガンにしています

 「私が社長になったときに、糖質ダイエットが流行していて、糖質が悪者のようになっていました。しかし、ブドウ糖は脳にとって重要なエネルギー源でもあり、糖は有益なものだということを打ち出したいと考えました」

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