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なぜか紙袋も有料化 ユニクロやGU、百貨店も…森永卓郎氏「環境保護の観点なら実効性少ない。ポーズ以上の印象を持てない」 (2/2ページ)

 三越伊勢丹ホールディングスは7月から、運営する各店舗で紙袋を有料化し、サイズに応じて30~50円で販売している。

 雑貨店大手のロフトでは7月からポリ袋を各サイズ5円としたのに合わせて紙袋も20円で販売している。

 レジ袋の有料化は地球温暖化や海洋汚染につながるプラスチックごみの排出抑制など環境問題を考慮した措置として始まったものだ。マイバッグ使用が浸透するなど一定の効果も出ているが、経済アナリストの森永卓郎氏は、「環境保護の観点でいえば実効性は少ない。廃プラスチックの多くはペットボトルや漁網で、レジ袋が占める割合は数%にすぎないうえ、多くの家庭ではゴミ袋として再利用されている。結局ゴミ袋を購入する客が増えているという矛盾もあるのではないか」と厳しい見方だ。

 森永氏は紙袋の有料化については、「環境配慮への意識をアピールするポーズ以上の印象を持てない。いずれにせよ有料化の効果をきちんと検証し、続けるならより実効性が高い仕組みに見直すべきだ。それができないならいっそやめてしまったほうがいいのではないか」と指摘した。

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