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なぜか紙袋も有料化 ユニクロやGU、百貨店も…森永卓郎氏「環境保護の観点なら実効性少ない。ポーズ以上の印象を持てない」 (1/2ページ)

 7月から始まったレジ袋の有料化は、5カ月が経過しようとしている。プラスチックごみの排出抑制が目的だったはずだが、なぜか紙袋まで有料化する小売業も出てきている。その理由を聞いてみた。

 衣料品大手のファーストリテイリングは、運営する「ユニクロ」と「GU」で9月から、環境に配慮した紙製のショッピングバッグを1枚10円(税込み、以下同じ)で販売している。

 同社は今年中に顧客に渡る使い捨てプラスチックをグループ全体で18年実績から85%削減する目標を設定しているといい、「紙袋も含め使い捨ての資源を削減し、マイバッグの使用を促す意味で紙袋も有料化した」と同社コーポレート広報部担当者は説明する。10円という価格は、「資源の削減やマイバッグの奨励という意図が顧客に伝わる金額として設定した」とのことだった。

 東急百貨店は7月から紙袋を10円、クラフト紙袋を20円と有料化した。広報担当者は「以前から掲げていた企業の『環境方針』にのっとり紙袋も有料化し、周知されやすいよう国の施策と時期を合わせた。価格は、環境重視素材の袋に作り替えたことを反映している」とする。7月に同社が実施した調査では、顧客の約80%がマイバッグを利用していたという。

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