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【こんな時代のヒット力】若い世代もコンビニで買える親しみやすさ ハウスウェルネスフーズ「ネルノダ」 (2/2ページ)

 同社としては初めての睡眠に焦点を当てた商品。試行錯誤が繰り返された。

 睡眠の質を向上させる機能があると報告されているアミノ酸のひとつ、GABA(γ-アミノ酪酸)を配合するが、GABAには独特の風味があり、味づくりにも悩む。工夫を重ね、「甘すぎずスッキリした味わいをつくった」(山田さん)。

 機能性表示食品としての申請は、睡眠の質を向上させるという機能を伝えるために必須だった。しかし、睡眠薬と誤解を与えない表現に苦労したという。

 ドリンクタイプと粒タイプをラインアップし、粒タイプは1袋4粒を1袋、10袋、22袋の3種。発売にあたり「とりあえず試してもらいたかった」ため、ドリンクタイプ数十万本をビジネスホテルで配布した。同社でもかなりのスケールとなるサンプリングだった。

 CMにも工夫を凝らした。「♪ネルノダ~ ♪ネルノダ~」と女性が歌うCMソング「ネルノダの歌」には、人をリラックスさせる効果があるという周波数「528Hz」を使用しており、不安や緊張を和らげる効果があるという。

 発売後も改良を行い、粒の形状を変更し、飲みやすくした。「まだまだ認知を広げる段階」と、山田さんはいうが、当初計画値を上回るペースでヒット中だ。(村上信夫)

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