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ローソン、ファミマと“決別”した無印と組むワケ PB強化戦略「反響により共同で開発も」 (1/2ページ)

 コンビニエンスストア大手のローソンが、一部店舗で生活雑貨ブランド「無印良品」の商品を実験的に陳列すると発表した。昨年1月までファミリーマートと組んでいた無印をローソンが扱う背景には、同社のプライベート・ブランド(PB)強化戦略がうかがえる。

 ローソンは17日から順次、東京都内の直営3店舗で、肌着や化粧品、文具など約500品目について専用棚を設けて無印良品の商品に置き換えるという。取り扱い店舗の拡大は売れ行きをみて判断する。

 無印の商品を扱う理由についてローソン広報室は「消費者の購買スタイルが変わり、これまで日用品をコンビニで買わなかった層を新たに獲得できると考え、そこに向けた商品を展開する狙いがある」と説明する。

 ローソンの戦略について消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏は、「セブン-イレブンなどと比べるとPBの存在感がやや薄かった」と分析する。

 セブンの「セブンプレミアム」は2019年度に約1兆4500億円の売上高を記録。ファミリーマートも総菜ブランド「お母さん食堂」や、フィットネスの「ライザップ」とのコラボ商品が存在感を見せる。

 ローソンのPBをめぐっては、4月に商品のデザインが一新され、女性も手に取りやすい柔らかな外見となったが、シンプルすぎるパッケージに、ネット上では「品名が分かりにくい」との指摘もある。

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