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自然豊かな地方で新たな「巣作り」 80歳になっても無理なく…東京で人気の家具店オーナー・岩崎朋子さん (1/2ページ)

 東京で人気を集めた家具店が、人口約2万5000人の富山県立山町にある築50年以上の空き家に移転した。6月25日にオープンを迎え、店主の岩崎朋子さん(51)は「自然が豊かな場所で、人と人との交流の場になれば」と話す。

 家具店「巣巣」は2003年、東京・世田谷で開店。岩崎さん自身がデザインした家具の他、東南アジアや北欧などの輸入雑貨を販売して話題となり、ファッション誌で取り上げられたこともある。だが18年末、約16年間の営業にいったん幕を下ろした。

 岩崎さんは閉店の理由を「環境を変えてみたくなったから」と語る。08年のリーマン・ショックや11年の東日本大震災、消費税増税などで経営環境が厳しくなった。「80歳になっても無理なくお店を続けられるようにしたかった」

 19年4月、公務員の夫が富山市に転勤になり、単身赴任を始めた。富山を何度か訪れるうちに「自分のペースで営業を続けられる静かな立地と、北アルプスの山並みの美しさ」に次第に引かれ、東京出身の岩崎さん自身も移住を考え始めた。

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