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「テレワークの新しいマナー」なんていらない! (1/5ページ)

 新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、多くの人々が出社せず、いわゆるテレワークを活用するようになった。

 もちろん、物流や販売、工事の現場など、テレワークが導入できない職種もたくさんある。最前線である医療現場はいうまでもない。そうした人々が少しでも安心して働けるよう、「できる人は可能な限りテレワークを実現する」のが今のフェーズだと思う。

 一方で、テレワークについて「こうしなければいけない」というマナーについての議論が出始めているのが気になる。

 筆者は真剣にこう思う。

 「テレワークのための新しいマナーなんていらないんじゃないか」と。

 今回は、その意味と価値について考えてみよう。

 テレワークに「無用なマナー」を持ち込むな

 現在のテレワークは完璧なものではない。

 テレワーク/テレイクジステンス(遠隔存在)を多数取材してきて、日常的に「どこでも仕事できる」ことを旨としてやってきた筆者のような自営業者の目から見ても、「実践してみるとやりにくい部分もあるな」とは思う。

 特にビデオ会議などでは、今までの「実際に会って行う会議」との違いから、やりにくさ/違和感を覚える人も少なくないだろう。それは、技術的/方法論的な面で、やはりまだ至らない点があるせい、ということもできる。

 ただ同時に、「オンラインだとマナーが欠けているから」という視点を持ち込まれることには、強い危惧も覚える。

 「オンライン会議を終わる時、取引先や目上の人がログアウトするまで出ない」

 「相手に不快感を与えないよう、背景はバーチャル背景を使わなければならない」

 「例え画面越しであっても、相手の目をしっかり見て話す」などだ。

 そんなことを主張する記事も出始めている。

 実に馬鹿らしい。

ITmedia PCUSER

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