記事詳細

【トップ直撃】海自の体育教官から経営者へ果敢に転身! 目指すのは、人と人がつながる「自遊空間」 ランシステム・日高大輔社長 (2/4ページ)

 ■VR機器を積極導入

 --現在、最も力を入れているのは

 「VR(バーチャル・リアリティー)機器を複合カフェの中で最初に大量に導入したと自負しています。また、働き方改革では、入会や受付のセルフ化を推進しています。一方で接客や清掃のサービスの基本はしっかりしています。新型コロナウイルスが気になるところですが、ブースごとにアルコール消毒をしています。店舗でも入場の際、アルコール消毒に気をつかっていただくようお願いしています」

 --無視できないライバルがあるそうですね

 「コンビニやカフェなど競合がたくさん生まれてきました。コンビニで100円のコーヒーを買い、スマートフォンでゲームをすればわれわれの業態と一緒になってしまいます。客単価は1000~1500円と低いのですが、ここ数年は『可処分時間』の奪い合いをしている状況です」

 --海上自衛隊に入隊していたとか

 「もともと体育教師になりたいと思い、公立中高などで教えていたのですが、海自の募集があり体育の教官を務めました。一般社会とは違う厳しさを感じ、私も法令順守(の意識)を学びました」

 --経営者への転身は珍しいのでは

 「ある意味で安泰な公務員だったので、周りは大反対でした。学校の先生は子供たちの成長の手助けをしますが、『あの先生に教えてもらってよかった』とのちのち生徒たちに残ればいいなと強く思っていたので、すぐには結果が出ません。ビジネスだと目に見える結果、数字で出てくるので性には合ってますね」

 --今後の戦略は

 「少子高齢化で複合カフェになじんだ層も年齢が上がるうえ、スマホやウェブで人と人がつながるなどの『娯楽の多様化』が進むと思います。複合カフェは5~10年後に大きく変わる可能性もゼロではないので、よりプライベートスペースとして確立する可能性があります。ユーザーに合わせてどう変わっていくかです。今後もVR機器や海外で流行する遊技などを取り入れていきたいと思っていますが、漫画も私はリアルで読むのがいいと思いますし、リアルは絶対なくならないと思っています」

関連ニュース