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【一生働く!】〈新展望編〉「働くシニア」の今(1) わずか「5年」で急変!! 今はシニアも働くことが常識化…現状把握を (1/2ページ)

 「人生100年」が現実味を帯びる現在。シニアが長く働くことが求められてきたのも時代の要請なのだろうか。最近の動向から考えてみたい。

 ■5年間の重み

 当欄はこの5年間に、シニアの就労についてさまざまな企画を通してその実態を報告してきた。そしてこの「5年」という数字は、高齢化社会の変化の大きさを感じさせるに十分な時間だった。

 従来「シニア」の特集といえば健康や資産運用、「第2の人生」の過ごし方などが中心のテーマだった。そこへ「働く」というテーマで切り込んだのが当欄。本来ならばリタイア世代に労働について取り上げる企画というのは、そもそも相反するテーマであるはずだ。

 しかしこれまで紹介してきたように、今はシニアも働くことが求められ、それが常識化してきた5年間であったことも事実なのだ。

 ■要は“働き方”にあり

 表は、2015年から現在までの「シニアの就労」に関する出来事をまとめたものだ。

 わずか5年とはいうものの、ことシニア関連に関しては1年1年で状況は着実に変わってきた。5年前は企業の「65歳までの雇用延長義務化」が正式に決まった頃で、まだ一般には「働いても65歳まで」が常識的だった。それが現在、政府でさえ「70歳まで」を法制化しようという流れなのだ。シニアの「働く」という視点は、今後日本社会の重要課題の一つとなったといえるだろう。

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