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【榊淳司 マンション業界の秘密】購入物件「内覧」で失敗しないコツ 新築マンション、図面と違うことも (1/2ページ)

 新築マンションは3月までに引き渡されるケースが多い。デベロッパー各社は、決済・引き渡しで販売代金を回収して決算に反映させようとするからだ。

 引き渡し前には「内覧」という「儀式」が行われる。多くの人は、この儀式について買ったマンションを見せてもらえるイベントのようなもの、と考えているのではないか。これは大きな間違いだ。

 ■専門家同行を

 内覧というのは、契約から引き渡しに至る途中の、大切な手続きである。売主が購入契約者に対して「あなたにはこの住戸をこの状態でお引き渡ししますから、異存ありませんね」と確認を取る手続きだ。

 だが、結構な割合で図面通りと違うことがある。建具の開き方が図面と逆だったりする場合などはままあり、ひどいケースでは天井が、図面に記載されている天井高から2センチ低かったというようなことがあった。どういう施工をすればそうなるのか、いまだに不思議だ。

 ただ、天井高が2センチ低くても、普通に見ている分には気が付かない。メジャーを持っていって測っても所詮は素人採寸になる。

 私は、内覧は基本的に専門家の同行を依頼すべきだと考えている。天井高はもちろん、床の傾きから各設備の正常な作動まで、専門家の目と専門の計測機器でしっかりとチェックすべきなのだ。

 私がいつも紹介するのは、かつて夕刊フジでも連載を持っていた大友雅俊さん(ベストサポート代表)だ。

 先日、ある相談者さんから内覧同行の専門家を教えてほしいという依頼があったので彼を紹介した。

 大友さんの内覧同行は都心1時間圏なら、広さにもよるが4万4000円から。彼と一級建築士の2人が内覧に同行する。

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