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ソフトバンクに続き楽天も転落…最終赤字「141億円」 投資先が評価損、携帯電話事業も不振 (1/2ページ)

 楽天は今年1~9月期連結決算で141億円の最終赤字(前年同期は1079億円の黒字)に転落した。孫正義会長兼社長(62)率いるソフトバンクグループと同様に海外での投資損が響いた。楽天はほかにも難題を抱えており、三木谷浩史会長兼社長(54)の経営手腕が問われる場面だ。

 1~9月期の最終赤字は2011年以来、8年ぶり。金融事業は好調だったが、投資事業が足を引っ張った。楽天が筆頭株主の米ライドシェア大手、リフトに関連した損失が約1000億円発生。三木谷氏は「リフトの株は多少下がったが、それ以外は極めて好調」と強気の姿勢を示した。

 三木谷氏が孫氏に大きく水を開けられているのが携帯電話事業だ。大手3社に続く第4の事業者として、10月から本格参入するとみられていたが、約5000人の無料の試験運用サービスにとどまっている。そこでも電波がつながりにくいなどのトラブルもあった。

 基地局の整備も遅れており、総務省から3度の行政指導を受けた。三木谷氏は年内に3000局の基地局を前倒しで稼働させると強調、25年までに最大6000億円を調達し、整備する計画だ。

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