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【トップ直撃】お客様を幸せにする“ピザ”の力! 日本ピザハット・中村昭一社長 (1/3ページ)

★日本ピザハット・中村昭一社長(47)

 「ピザはお客さまを幸せにできると私たちは信じています」と言い切る。店舗勤務時代に阪神淡路大震災も乗り越えた現場のたたき上げ。経営トップとして最先端のテクノロジー導入を進める一方、手作りの味にも力を尽くす。投資ファンド傘下となり、宅配ピザ3大チェーンの一角として拡大路線を進むが、原則は常に「現場ファースト」だという。(中田達也)

 ■将来は自動運転やドローンで配達も

 --ピザハットのハットは「帽子(hat)」の意味じゃないんですね

 「よく間違われるんですが、山小屋(hut)を意味しています。1958年に米カンザス州で店をオープンした建物が山小屋のような形だったんです」

 --2017年に日本KFCホールディングスの子会社から投資ファンドの傘下となりましたが、変わった点は

 「規模の拡大に成功しました。ここ10年ほど、370店前後を推移していたんですが、昨年は50店近くオープンさせ、昨年末の時点で416店舗に到達できました。さらに2~3年で、ドミノ・ピザさん、ピザーラさんとほぼ同じ規模の500店舗を目指しています」

 --宅配ピザ業界の現状は

 「わたしたちのビジネスは大きく転換していて、テークアウト(持ち帰り)に力を入れ始めています。一昔前は住宅街の中にある店舗が主流だったのですが、いまは幹線道路沿いの駐車スペースのあるところに看板を出し、お店に来ていただくとお得ですよとアピールしています。ショッピングセンター内やコンビニ、ガソリンスタンドなどの敷地内への出店も増えていますね」

 --背景には人手不足の問題も?

 「ドライバーの不足を緩和する狙いはあります。また、電話での接客時間は2~5分ほどかかるので、スマートフォンでの注文に対応するなどお店のあり方も変わってきています。決済手段についても乗り遅れないようにしています」

 --米ピザハットはトヨタ自動車と自動運転を使ったサービス開発で提携すると発表しました

 「将来的なビジネスの動きとしては自動運転やドローンが盛んになってくると思います。日本も自動化は必要不可欠だと思いますので、先駆者として仕掛けていきたいですね」

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