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吉凶いかに…大塚家具、中国家具販売大手と業務提携へ

 最大8割引セールなど、大胆な経営再建が話題を集めた大塚家具が20日、中国家具販売大手の「居然之家(イージーホーム)」と業務提携する方針を固めた。中国の同社の店舗内で大塚家具の製品を扱い、販売拡大につなげるねらいだ。

 居然之家は、2017年末時点で中国全土に約220店舗持ち、年間売上高は約1兆円。同店で大塚家具の商品専用の売り場を設置し、大塚家具独自の商品や国内外から仕入れた高級製品の販売拡大を図る一方、大塚家具は居然之家に物流や顧客のノウハウを提供する。

 大塚家具の18年1~9月期決算は純損益が4年連続の赤字で、資金繰りにも懸念が生じていた。抜本的な経営再建策として資本増強を含む提携交渉を進めていると公表、量販店大手などが提携相手として検討されていた。

 15年12月末時点では、109億円だった現預金は18年9月末では22億円にまで減少している。同社の大塚久美子社長は、創業者で父の勝久氏を会社から追い出して以降大胆な施策を繰り返しているが、今回は吉と出るか凶と出るか。