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ガンダムで学ぶ「経済学」 ジオンとその系譜に見る…「国力」とは何か? (1/6ページ)

 ガンダムの世界を舞台に、現実の経済学や歴史などを用いて解釈、分析する連載「ガンダム経済学」。回を重ねるごとに、思わぬ場所で読者とお会いすることができ、賛否両論、叱咤激励などさまざまなご意見・ご感想をいただく。筆者にとっては望外の喜びである。

 まれにアニメのBlu-ray Boxやガンプラを衝動買いしてしまった、といった類の苦情をいただくが、筆者の原稿料もバンダイ、サンライズの売り上げに消えており、お互いさまということでご容赦いただきたい。

 本執筆中に、“動く”実物大ガンダムや、「閃光のハサウェイ」を三部作で映画化するニュースがリリースされた。「ガンダムは、日本が世界に誇る最強のアニメコンテンツ」(林文子横浜市長)。他を圧倒する息の長い訴求力を持っており、ガンダムは伊達じゃない。

 おっと、つい熱くなってしまった。さて、今回そして次回は、ガンダム作品の敵役であるジオンとその系譜を題材に、「国力」について考察しようと思う。

■地球連邦軍とジオン軍

 ガンダムの登場は、ジオン公国と地球連邦政府の間で勃発した、後に「一年戦争」と呼ばれる戦争を契機としている。一年戦争は、スペースコロニーに居住するスペースノイドの自治・独立を要求したジオン公国が、地球連邦政府に宣戦を布告したことに始まる。

 短期決戦を企図したジオン軍は、人型機動兵器モビルスーツ(MS)を実戦投入。開戦当初こそ、地球連邦軍の宇宙艦隊を軸とした大艦巨砲主義をMSの機動力で圧倒し、地球、そして幾多のスペースコロニーに甚大な被害をもたらしたが、作戦の要となる「コロニー落とし」で地球連邦軍本部ジャブローを破壊することには失敗する。

ITmedia ビジネスオンライン

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