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【オトナの社会科見学】名作映画をスクリーンと雑誌で楽しむ! 「キネマ旬報シアター」

 来年創刊100年を迎える老舗映画誌「キネマ旬報」。版元の関連会社が運営する映画館が千葉・柏の「キネマ旬報シアター」だ。

 同誌では今年、1970年代映画を特集したが、同館でも12月に数作が上映される。15日から21日までは洋画の「タクシードライバー」「ミツバチのささやき」「早春」、29日から来年1月4日までは邦画で「太陽を盗んだ男」「仁義なき戦い」「ルパン三世 カリオストロの城」を上映。「太陽を…」では、原爆を作って政府を脅迫する、今と異なるほっそりした主演の俳優、沢田研二の妖艶(ようえん)かつ危険な姿が見もの。

 併設の「KINEJUN図書館」は1950年来の同誌バックナンバーや映画関連書がそろい、来場者は閲覧できる。

 キネ旬は昔から映画以外の連載記事も充実していた。筆者には70年代、永六輔がショービジネス全般を扱ったエッセー「六輔七転八倒」、小林亜星が若き日の廓町と、そこで働く女性たちとの触れ合いを描いた「あざみ白書」などが懐かしい。何十年ぶりかに目を通すとタイムスリップする気分だ。=敬称略(矢吹博志)

 ■「キネマ旬報シアター」(千葉県柏市末広町1の1 柏高島屋ステーションモールS館1階北口並び、04・7141・7238)新作:一般1800円、旧作:一般1000~1500円、60歳以上1100円、KINEJUNデイ(毎月5、20日)1100円。元日を除いて年中無休。

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