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【住まいの処方銭】実家の片付け、思い出の品を片付ける極意とは? (1/2ページ)

★実家のモンダイ(7)

 片付けの最後は、写真など思い出の品々だ。実家片づけ整理協会(東京都中央区)の渡部亜矢さんに極意を聞いた。

 「最初にアルバムや手紙などを片付けようとすると、中身を見て感情が高まり片付けられなくなります」

 思い出の品を片付ける際には、親の心を理解する気持ちが大切だ。渡部さんも片付け業務を通じて経験している。

 自営業だった、ある家に動かない大型計算機があった。親は片付けながら、計算機が動いていた当時の楽しかった生活のことを子供らに話し、話し終えると計算機の処分を決めたという。

 また、片付けを始めたが娘と母のけんかが止まらない。そんななか、母子手帳が出てきた。当時の話を母が娘に話し、一気になごやかになったそうだ。「話を聞く姿勢を親に見せると、親はモノの対応を決めやすくなる」

 処分できないものは一時保管箱に入れる。陶器や絵など自作の品は大切な人にあげる方法もある。アルバムなど捨てづらいものはデータ化するか、寝ながら枕元でも見やすい軽いベストアルバムをつくるとベター。「リビングに飾れるほか、施設に入居しても持参できます」。リサイクル品として売却できるモノもある。

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