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【ネット騒然銘柄】ノーベル賞受賞の快挙も… 「小野薬品」高騰に騒ぐネットの“本音”

 1日、本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大特別教授がノーベル医学・生理学賞を受賞した。小野薬品工業(4528)の抗がん剤「オプジーボ」開発の基礎となる研究が今回の快挙につながった。2日もネット上ではこの話題で持ち切り。2ちゃんねるやツイッターなどでコメント数トップを獲得している。

 もっとも、彼らは人類に対する貢献について盛り上がっているのではない。「3400円で買った僕の玉(ぎょく)助かる?」「時価総額2兆円近い銘柄の株価が急には上がらん」など、関心はやはり株価の値動きに尽きるもよう。人類にとって画期的な開発も、彼らにとっては株価のタネでしかないのである。

 人工知能(AI)を活用したビッグデータ分析を手掛けるALBERT(3906)。1日、東京海上日動火災保険との提携を発表し、翌2日の株価は一時前日比20%以上も急騰した。ネット上では「怖くて買えなかった。持ってる人おめ」など、高値水準で買い出動した勇者を褒めたたえるコメントが散見された。勇気と無謀は紙一重といったところか。(新井奈央)

 【2018年10月4日発行紙面から】

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