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【オトナの社会科見学】幕の内、花見など江戸時代の弁当を再現展示! 「味の素食の文化センター」

 「味の素食の文化センター」は食文化を学べる施設。「食文化展示室」、食に関する資料を所蔵する「食の文化ライブラリー」がある。

 食文化展示室では現在、日本の食文化に関する展示を行う。江戸時代の幕の内弁当を当時の料理資料に基づいて再現するが、驚くのはご飯の量が非常に多く、おかずとのバランスが現在とほぼ逆である点。当時の花見弁当も再現し、折りに、ヒラメの刺し身、ムシガレイ、サクラダイなどがぎっしり詰まり、今よりぜいたくな趣。食に集う機会がいかに楽しみだったかと知れる。

 食の文化ライブラリーは約4万冊の食に関する書籍、雑誌などを集める。江戸時代の料理書や、「dancyu」などメジャーな雑誌から「月刊ソルト・サイエンス情報」「鯨研通信」などめったに見られない資料もそろう。図書の貸し出しも行う。

 なお、同建物内には、味の素の100年の歴史を紹介する「食とくらしの小さな博物館」もある。昭和の食卓も再現展示され、畳の上におひつ、ちゃぶ台の上にはやかんの横に直方体の味の素パッケージが載るのが懐かしい。(矢吹博志)

 ■「味の素食の文化センター」(東京都港区高輪3の13の65 味の素グループ高輪研修センター内、(電)03・5488・7319)10~17時。入館料無料。休館日は毎週日曜日・祝日、年末年始、図書整理期間、臨時休館あり。

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