記事詳細

【オトナの社会科見学】明治、大正、昭和…古き良き下町を体感 「台東区立下町風俗資料館」

 明治、大正、昭和の古き下町を体感できるのが、上野公園内にある「台東区立下町風俗資料館」。かつて東京のそこかしこにあった生活風景が見られ、1958年生まれの筆者にとっても懐かしい展示物がいっぱいだ。

 1階は大正時代の町並みが再現されている。駄菓子屋は狭い店頭の木箱に駄菓子がぎっしり並ぶ様子をリアルに再現。天井近くにセルロイド製のひょっとこのお面がつられている。2階、銭湯の展示では昭和60年代まで蔵前で営業した店が寄贈した番台や脱衣カゴ、ベビーベッドが並ぶ。

 9月2日までは企画展「江戸の面影を今に伝える 下町の夏 衣食住+遊」を開催中。自動首振り型になる前の電気扇風機、豚をかたどった蚊取り線香入れ、さらに展示スペースの中央に蚊帳がそのまま展示されている。それらを見て思わず、セミ取り網を持って駆け回った夏休みの気分に戻った。

 12日までと企画展開催期間中の土、日曜日・祝日に、16時から学芸員が実際に蚊帳をつってみせてくれる。(矢吹博志)

 ■「台東区立下町風俗資料館」(東京都台東区上野公園2の1、(電)03・3823・7451)一般300円、小・中・高校生100円 開館時間は今月12日まで9時30分~19時(入館は18時30分まで)、以降は9時30分~17時30分(入館は17時まで) 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)休館

関連ニュース