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【株式フジ】健全性や収益性より「局面変化」 株価のリバウンド狙って地銀株「コンコルディアFG」「めぶきFG」注目 (1/2ページ)

 日銀は7月31日に終了した金融政策決定会合で、金融政策を微調整しました。もっとも重要な部分は「長期金利の一定の上昇を容認」です。株式投資家とって「日銀の金融政策のスタンスはこれでいいのか?」や「今回は政治に配慮したのか?」ということは問題ではありません。なによりも「それによって反応したセクターはどこか?」ということが重要なのです。先週の当欄では、すでに“その噂”が出ていた段階で「低金利による運用環境悪化に苦しんでいる金融セクターに追い風」としてメガバンク株の「三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)」、「三井住友フィナンシャルグループ(8316)」を取り上げていました。もちろんその後もしっかりとした動きをしています。

 メガバンク株に限らず、地銀株を含む銀行株、さらには銀行と同様に運用環境が改善するとみられる保険株は出直りの動きがさらに鮮明になりそうです。地銀株では横浜銀行を核とする「コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)」、常陽銀行と足利銀行を傘下に持つ「めぶきフィナンシャルグループ(7167)」、肥後銀行と鹿児島銀行を傘下に持つ「九州フィナンシャルグループ(7180)」、地銀上位の「千葉銀行(8331)」、「八十二銀行(8359)」、「京都銀行(8369)」など枚挙にいとまがありません。健全性や収益性より、今回は「これまで売られていた局面が変化した」と判断し、株価のリバウンドを狙う作戦です。地銀株が投資対象になるときは、一年を通してもそれほど多いわけではありません。

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