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【天野秀夫 中小型厳選株】増収増益見込む不動産ベンチャー「グローバル・リンク・マネジメント」 業績と材料性で先高観あり (1/2ページ)

 米国と中国、米国と欧州連合(EU)との貿易摩擦が警戒され、日経平均の上値は引き続き重いと予想できます。金利政策の有力な判断材料となる米6月雇用統計も日本時間6日大引け後にあり、積極的な売り買いが避けられることが想定されます。株式市場では人気テーマも見当たらないことから、好業績を背景に持つ中小型銘柄を中心とする個別株物色がメーンとなってくる見込みです。

 株価水準が3000円台とやや高いもののマザーズ上場の「グローバル・リンク・マネジメント」(3486)は業績と材料性で先高観があります。

 グローバル・リンク・マネジメントは、「アルテシモ」ブランドの投資用コンパクトマンションを東京23区内の駅近に建築して販売するマンションデベロッパーです。2005年の会社設立から順調な成長を続け、今12月期は売上高238億円(前期比38・6%増)、営業利益13億5000万円(同21・7%増)の2ケタ増収増益見込み。

 今年5月には中間(第2四半期)業績予想を営業利益ベースで5億9000万円から7億7000万円に増額し、据え置いた通期予想には、早くも上方修正の期待が膨らんでいます。第2四半期決算の発表は8月10日頃が見込まれます。

 昨年12月に新規上場したばかりの同社ですが、株主還元にも積極的なことも特徴で、6月8日現在の株主に対して1対2の株式分割を実施済み。株式分割調製後の配当は、前期22・5円で今期計画は25円と実質増配。この配当は今12月期末に一括配当なので、まだ配当取りの時間は十分にあります。