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【オトナの社会科見学】あの時代は…触れるキリンビールの歴史 発祥地の横浜で「♯カンパイ展」

 筆者が幼少だった頃、夕食時にステテコでくつろぐ父の前に置かれるのは、瓶の「キリンラガービール」と決まっていた。

 キリンが、「ラガービール」130周年と「キリンレモン」90周年を記念して、発祥地である横浜で「♯カンパイ展」を行っている。7月25日まで。

 「さわれる歴史」と題するインタラクティブ・ウォールは、同社の出来事が歴年で記され、壁に触れるとプロジェクションで絵が動き、音も鳴る。「1987年」をタッチすると、ボディコンの女性が薄緑色の「ハートランドビール」瓶をささげ持つ絵が出現する。そばで、若者が「バブリーってこんな感じだっけ?」とはしゃいでいる。

 横には「ビアホール ハートランド」の表記も。今、六本木ヒルズとなったあたりにかつてオープンしていた、蔦の絡まるおしゃれな洋館のことだ。

 圧巻は歴代の商品がずらりと並ぶ「プロダクトギャラリー」。1960年発売の「缶詰キリンビール」は、まだプルトップがない。缶切りで小さな穴をあけて飲んだそうだ。

 最後は「カンパイホール」で、ラガーやクラフトビールを楽しむ(有料)。グラスを特製テーブルに置くと、麒麟の映像が出現し駆け回る演出も見もの。(矢吹博志)

 ■「♯カンパイ展」(神奈川県横浜市中区新港1の1横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)入場無料 開館時間は平日10時30分~19時(最終入場18時) 土、日曜日・祝日10時30分~21時(最終入場20時)