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【一生働く!】「創業のきっかけは祖母の認知症」 日本介護福祉グループ代表取締役・舛水努氏 (2/2ページ)

 ■介護業界への思い

 超高齢社会の日本にとって介護は必要不可欠だが、人手不足など介護業界の抱える課題は多い。

 「少子高齢化が進む中、労働者人口の減少問題もあります。人材確保という意味では人材育成、海外からの技能実習生の受け入れ、インターンシップの活用という3つのバランスが大切だと考えています」(舛水氏)

 その一環として、ベトナムから介護スキルや日本語を身に付けた看護学生などを技能実習生として受け入れる試みや、国内外のインターンを3カ月から1年の期間で指導をしていくなど、海外の人材を育成する計画も進めている。

 また、介護保険収入のみでの待遇改善が困難な現状の打開策として、保険外サービスや介護回りの事業強化も考えている。

 「イメージは、介護+メーカー+アカデミックという形のビジネスです。例えば、事業所内で使うシステムやデバイス等の開発、手の震えを抑え文字が書きやすい筆記具開発など、さまざまな分野でビジネスにつなげていきたい」と舛水氏は意欲を見せる。

 高齢者介護に長年取り組んできた同社だからこその、新たな事業展開が期待される。(「オレンジ世代」取材班)

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