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【天野秀夫 中小型厳選株】フィンテック技術生かし地方銀行とビジネス、増額期待の「サイオス」株価値ごろ (1/2ページ)

 FOMC(米連邦公開市場委員会)、ECB(欧州中央銀行)理事会、日銀金融政策決定会合と日米欧の金融政策イベントが今週、通過します。15日に会社四季報・夏号の発売、19日には人気高揚中のメルカリ新規上場と個人投資家の売買が高まるイベントが控えます。

 全般相場の方向性は不透明ですが、個別銘柄物色は活発化するでしょう。手がかり材料としては、引き続き「AI(人工知能)」「フィンテック」「仮想通貨」といったキーワードです。

 この流れを背景に、東証2部上場企業でフィンテック関連の「サイオス」(3744)が注目できます。サイオスはソフトウエア製品の開発・販売・サポートをはじめ、情報システムの受託開発、システム基盤構築、運用サポート…を展開している企業で、特にフィンテック技術を生かして地方銀行とのビジネスが進展していることが特徴です。

 会社側による今12月期業績予想は、売上高130億円(前期比4・2%増)、営業利益3億3000万円(同2・8%増)、経常利益3億3000万円(同1・1%増)、当期利益は前期の赤字から今期は2億6000万円の黒字転換です。

 小幅な増収増益計画ですが、システム障害回避ソフトに独自の強みを持ち、システム開発・構築支援は金融向けが減少でも文教向けで増勢するなど、今年1月から3月は四半期ベースで過去最高の売上高を上げています。

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