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【新・兜町INSIDE】米朝会談関連株、対立解消でも動く銘柄あり

 米朝首脳会談が12日、シンガポールで開催される。何でも買い材料にする株式市場にとって、歴史的な会談も例外ではないようだ。

 最悪シナリオは、トランプ米大統領か金正恩朝鮮労働党委員長が椅子を蹴って退出し、会談決裂となる場合。日本を含めたアジア全域が一気に緊張に包まれる。石川製作所など防衛関連株が注目されそうだが、これまで何度も話題になった銘柄だけに、株価が上がると利益確定売りを浴びそうだ。

 一方、株式市場が手薄になっているのは米朝対立の完全終了シナリオ。実現性はともかく、これまで本格的に織り込んだことのない材料である。

 筆頭格は韓国ETF。正式には「サムスンKODEX200証券上場投資信託」といい、東証の証券コードは「1313」だ。韓国の主要200社の動きを示すKODEXの円換算額に連動して動くので、朝鮮半島の「終戦」はまたとない好材料だろう。

 対北制裁解除となれば、中国の総連系工場製の衣料品を販売していたと報じられたこともあるAOKIホールディングスなどの動意も。

 【2018年6月11日発行紙面から】

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