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東証、業績拡大期待で反発 今年最小幅の値動きに

 17日の東京株式市場は最近の円安傾向が企業業績の拡大期待を高め、日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比121円14銭高の2万2838円37銭だった。

 取引時間中の高値と安値の差は87円87銭にとどまり、今年最小幅の値動きとなった。2~3月には乱高下した株式相場が、安定感を取り戻していることを示した。

 幅広い業種の銘柄に買い注文が入り、東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は8・02ポイント高の1808・37で、約3カ月半ぶりの高値を付けた。出来高は約14億7300万株。

 米長期金利の上昇を背景に、円相場は1ドル=110円台の円安水準が定着しつつある。多くの上場企業が業績予想の前提となる為替レートをより円高方向に設定しているため、現状の円安が続けば利益の上振れにつながるとの観測が広がった。16日の米国株高も投資家心理を明るくした。

 一方、北朝鮮が米朝首脳会談中止を示唆していることは重荷となった。

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