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【住まいの処方銭】空き家をロケ地として貸出す活用法 固定資産税を賄える程度の収入も (1/2ページ)

★増える空き家活用(1) 

 ゴールデンウイークも終わった。誰もいない実家に帰って、売るべきか、貸すべきか悩んでしまった方もいるのではないか。迷っている間にも維持管理費はかかっていく…。

 ここで、空き家をロケ地として提供する方法がある。

 東京都渋谷区のITベンチャー「vivito(ビビトー)」は、映画やコマーシャル、再現ドラマ、ネット動画などを制作する企業に向けて、ロケ地情報を提供する検索サイト「RS(ロケスタ)」を運営している。

 空き家をはじめ、オフィスや店舗などの持ち主が同社に物件を登録し、物件が制作会社やテレビ局などの目に留まって撮影場所となれば、貸し出す時間に応じて、使用料が支払われる仕組みだ。

 現在の登録物件数は約2000件。このうち、約4分の1が住宅だ。撮影ニーズが高い関東圏が約8割を占めるが、所在地は国内どこでもOK。登録に際して、同社の審査はあるものの、合格すれば登録は無料。

 同社の広報担当、高梨杏奈さんは「住宅では、ごく普通の一軒家や、洋館、古民家といったニーズが多いですね。築年のこだわりはありません」と話す。

 東京都郊外にある築90年ほどの空き家は、よくドラマなどに使用されている。ビー玉が転がるほど傾き、生活するには水回りなどの修繕が必須。だが、映像では、昭和のたたずまいがいい雰囲気を醸し出している。

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