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【新・兜町INSIDE】ゴールドマンが目標水準引き下げ 利益成長はプラス維持

 年初に2万5000円、2万7000円と跳ね上がった証券会社の株価予想。ところが最近の円高を受けて、米ゴールドマン・サックスが「目標水準」を引き下げ、市場関係者の関心を集めている。

 ゴールドマンが3月29日付で発行した投資家向けリポートで、東証1部全銘柄で算出する東証株価指数(TOPIX)の今後3カ月の目標が1800から1700に引き下げられた。リポート発行日の終値1704と同水準で、当面は上昇余地が乏しいことになる。

 ただ、12カ月後は足元の水準を15%近く上回る1950。この上昇率を日経平均に当てはめると、2万4000円台に乗せる。

 円高の悪影響が心配だが、足元の株価はすでに2018年度に1株当たり利益の10%減少を織り込んでおり、下値リスクは限定的だと指摘。1ドル=100円になっても利益成長は「プラスを維持できる」としているから、悲観する必要はないようだ。

 今後、国内証券も株価予想を下方修正しそうだ。しかし、増益に裏付けられた中長期的な株高シナリオは変わらないだろう。

 【2018年4月6日発行紙面から】

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