記事詳細

【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「失敗」》次々と出現する賃貸アパートに“勝算”はあるのか? (1/2ページ)

 駅から徒歩10分ほどの場所にあるわが家周辺では今、分譲マンションや賃貸アパートの建築が相次いでいる。近くには、小・中学校や高校が点在し、東京都心へのアクセスもさほど悪くない。そんな立地から「入居者が入る」と見越しての建築なのだろうが、疑問もある。

 すでに周りには同じような分譲マンションや賃貸アパートが点在する。「入居者募集」の貼り紙や看板も散見され、住宅情報サイトを開いても、やはり「空き室」は出ている。それだけに「新築物件に、どれだけの需要があるのだろう?」と正直思う。

 駅から徒歩10分以上で、周辺に公共施設や商業施設もないへんぴな場所に真新しい賃貸物件があったりもする。こうなると疑問はさらに膨れ上がる。

 消費者庁が先日出した、ある「注意喚起」が気になった。注意を呼びかけたのは、業者が物件を所有者から一括で借り上げ、それを転貸する「サブリース」と呼ばれるビジネスについて。「長期間の一括借り上げ」や「安定した家賃収入」をうたう業者の誘いに乗ってアパートを建築した人が、途中で家賃減額や契約打ち切りを迫られ、トラブルになるケースがあるという。

 業者に誘われ、不動産経営に乗り出したはいいが、ローンが残っている時点で約束をほごにされたら、心穏やかではいられない。

 不動産関係者によれば、業者はアパートを建築してもらった時点ですでに利益を得ているという。途中で約束をほごにしても大きな“痛み”は抱えないわけだ。中には、契約打ち切りに合わせて入居者をすべて退去させてしまったり、別のオーナーの物件に顧客を誘導したり-といった業者も存在するというから恐ろしい。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう