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【ぴいぷる】常識打ち破るPR術を伝授 広報プロデューサー・栗田朋一氏「自分だけの正解がある。それは失敗の中にしかない」 (1/3ページ)

 これまでの常識を打ち破る広報術を、悩めるベンチャー企業の広報担当者らに伝授している。以前は、飲食店検索サイト「ぐるなび」に勤務。「訳ありグルメ」や「トマト鍋」のブームを作り出した“カリスマ広報”として知られる。

 「ある程度成長を遂げたベンチャー企業が広報担当者を置こうとしても、経験豊富な人はなかなか来てくれません。まったく広報未経験という人もいますが、社内に教えてくれる人もいなくて、自分のやっていることが果たして正しいのかも分からない人が結構多いんです」

 実践の場を提供するのが、教育の特徴だ。具体的には記者と交流の場を設け、プレゼンをしてもらう。開催回数はすでに500回を超えた。

 現在ではその道のプロとなり著書も出すほどとなったが、自身も迷いながら成長してきた。

 2007年に転職したぐるなびで、いきなり広報の責任者を任された。以前、勤めた会社で経験はしていたものの、今のようなノウハウはまだ確立していなかった。

 「広報の責任者なので、誰かに指示を仰ぐこともできない。『これ面白そうだから、とりあえずやってみよう』とやっていました。だから失敗が多かったんです」と振り返る。

 特定の記者にこっそり伝えるはずの「リーク」を、同じ会社の複数の記者にしたり、公表してはいけない情報を誤って発表したこともあった。

 それでも挑戦だけはやめようとは思わなかったという。「広報に正解はないと言われますが、自分だけの正解がある。それは失敗の中にしかない」からだ。

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