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【今日から始める10万円株】「SDエンターテイメント」「パスポート」など「RIZAPファンド」傘下企業にロックオン

 先月半ば、日本電産の創業者である永守重信社長兼会長が社長職からの引退を発表した。永守氏は経営不振に陥った電子部品企業を次々と買収して立ち直らせてきたカリスマ経営者。買収戦略によって、日本電産は日本を代表する電子部品企業へと成長した。

 実は、永守氏の手法と似たような形で飛躍を狙う企業がある。「結果にコミットする」のフレーズで知られるRIZAPグループだ。RIZAPは、やはり業績低迷にあえぐ企業を次々と買収。買収先はアパレルや美容、住宅関連など多業種にわたるが、ベースには「自己投資産業」への展開があるようだ。要は、自分磨きに関係する企業を次々と傘下に収めているわけである。

 買収された企業の株価は、RIZAPの出資が判明した直後にほぼ例外なく暴騰し、その後急落しているため、チャート上に大きな山を築いている銘柄ばかり。ただ、買収された企業の業績は順調に回復しており、調整一巡後は再び上昇に転じる可能性がある。

 今回はこの「RIZAPファンド」傘下から株価の上値が期待できる銘柄を紹介しよう。

 まず、ゲームセンターなどを展開する「SDエンターテイメント」(4650)。不採算店の閉鎖を進める一方、フィットネスでは新規出店を行うなど経営再建が順調に進んでいる。フィットネスなどへの投資が先行しているが、株価はそろそろ底打ちから反転してもおかしくない。9万円と少しで購入可能だ(3月5日時点、以下同じ)。

 同様に、インテリア雑貨の「パスポート」(7577)も業績は順調に回復。財務内容が弱いのは不安だが、グループによる追加出資などの材料が出る可能性もある。そうなれば株価は瞬間沸騰しそうだ。6万円台で買える。女性用補正下着メーカーの「マルコ」(9980)は、業績回復を背景に今期復配の見込み。こちらは4万円弱で購入可能。

 同じくRIZAP傘下で経営再建中のジーンズメイトは5日、既存店売上高が急増したことが判明して株価がストップ高に。前述の3銘柄も同じような展開を期待したいところだ。(吉田礼音)

 【2018年3月7日発行紙面から】

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