記事詳細

【榊淳司 マンション業界の秘密】チェックしないと大損する新築マンション公式サイト 透ける売主の思惑 (1/2ページ)

 仕事柄、首都圏で販売されているほとんどの新築マンションのオフィシャルページをチェックしている。多分、私ほどああいったサイトをたくさん見ている人間はいないだろう。

 もちろん、オフィシャルページには、売主企業が最もアピールしたい内容が大きく目立つように載せてある。逆に「これは見せたくない」という情報は、ほぼ出ていない。

 ただ、不動産広告には業界の取り決めがあって、どうしても表示しなければならないことが決められている。だから、出したくないけれど出している情報もあるのだ。

 ここでは、新築マンションのオフィシャルページから、その物件の真の姿を読み取る手法をいくつかお伝えしたい。

 まず最初に出てくるのはトップページ。そこでは、売主企業がその物件についてどう考えているのかが分かる。

 例えば、物件とは全然関係なさそうなアニメのキャラクターや外国人モデルやタレントなどがトップにきている場合、売主は「この物件には強力な魅力付けが必要だ」と考えていることになる。つまり、実際はあまり魅力がないということ。

 上品な街並みや地名を大きく出している場合は、立地のイメージで売ろうとしている。しかし、その物件の立地が、本当にそういう背景や環境にあるとはかぎらない。例えば東京大学のキャンパスのある「本郷」(文京区)をうたっている物件が、本当は「湯島」(同)だったりもする。

 トップページでいきなり価格が大きく出ている物件もある。「安いから買ってくださいね」というサインだ。「300万円プレゼント」なんて出ている場合はまさにそれ。「値引きしているから一度モデルルームを見にきてください」と訴えている。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース