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【西村剛の勝負銘柄】NY株暴落…リスク下げる動きも必要 派遣事業に活気「ウィルグループ」に注目 (1/2ページ)

 米国の長期金利上昇による警戒感から、世界の株式市場が先週、暴落しました。発端となったNYダウは5日、過去最大の下げ幅を記録し、日経平均株価も大きく値を下げました。

 その後も、日米市場は大幅に下落し、厳しい相場展開が続いています。このような状況では、過度に運用資金を投資にまわすと、損失を受ける危険性が高くなります。

 運用資金をいつもの半分に減らしたり、保有中のポジションを徐々に解消するなどして、リスクを下げる動きをとることも必要です。ただし、このような局面でも、好業績で成長が期待できる銘柄に注目し、値上がり益を狙う戦略が有効と考えます。

 そこで、私が注目したのは『ウィルグループ』(6089)です。同社は、販売員やコールセンター、工場などへの派遣、請負事業を手掛けています。同社を「企業の人手不足を背景に業績が拡大している」銘柄として注目します。

 厚生労働省が1月に発表した2017年平均の有効求人倍率は1・5倍となり、8年連続の上昇でした。この数字は、1973年以来の高水準です。景気回復が続くなか、企業の採用意欲は高く、年々人材確保が難しくなっています。

 このような状況もあり、同社の派遣事業はスマートフォンを扱う通信業界からの店頭販売員の需要の増加や、食品製造業を中心とする工場からの人材派遣の需要が旺盛であることから、業績が順調に拡大しています。

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