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コインチェック出金再開 仮想通貨流出から半月ぶり

 約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した交換業者コインチェックは13日、顧客から預かっている日本円の出金を再開した。流出が発覚した1月26日に停止して以来、約半月ぶりの再開となった。

 関係者によると、コインチェックの顧客からは日本円で総額300億円前後の出金要請がある。同社は「申請を受けた順に手続きを進める」として、顧客の銀行口座などへの入金が14日以降になる場合もあると説明している。

 一方、約26万人を対象にしたネムの補償や、他の仮想通貨の送金について、めどは立っていない。

 コインチェックは流出の発覚後「技術的な安全性を確認する」として、日本円や仮想通貨の送金などのサービスを停止。外部専門家の検証を済ませたとして、日本円の出金再開を9日に発表していた。

 コインチェックは13日に、再発防止策などを金融庁に報告する。金融庁は安全管理体制などに問題があったとして同社に業務改善命令を出し、立ち入り検査にも踏み切っていた。

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