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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「春」》「さくらリポート」に桜は咲けど…「黒田さん」の成績表は何部咲き? (1/2ページ)

 日銀が四半期ごとに公表する「地域経済報告」は薄いピンク色の表紙から、通称「さくらリポート」と呼ばれている。その表紙に今月、ちょっとした“異変”が起きた。うっすらと桜の花びらの模様が入ったのだ。日銀が作成する資料でこんな凝ったデザインが施されているものはほかに見たことがなく、日銀担当記者の間でも話題になった。

 日銀は毎年1月、4月、7月、10月に本店で支店長会議を開き、各地域の景気動向を点検する。それを踏まえてまとめるのが、さくらリポートだ。

 今回は全国9地域のうち、東北、北陸、近畿の3地域の景気判断を前回報告から引き上げた。このうち北陸の景気判断には、平成17年の創刊以来初めて「拡大している」という強い表現が使われた。電子部品やデバイスの生産が増加したほか、人手不足に対応するための省力化投資が大幅に増えた。

 デフレからの完全脱却に向け、日銀は5年近く「異次元の金融緩和」を続けている。日銀のがんばりもあって、「アベノミクス景気」は戦後2番目の長さにわたって拡大を続けている。さくらリポートの全9地域に「拡大している」と記される「桜満開」の日は、少しずつ近づいているようだ。

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