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【榊淳司 マンション業界の秘密】不動産市場は今、バブルか? 過去2回のバブル生成と崩壊の過程からすると… (1/2ページ)

 先日、とあるメジャーな経済誌が「バブル」の特集をしていた。議論は、今の株価や不動産市場がバブルなのか、というところから始まる。

 私の考えでは、不動産については局地的にバブルだが、株価は必ずしもバブルとは言い難い。

 不動産については東京都心やその周縁、城南、湾岸エリアや川崎市、京都市の一部で説明できないレベルにまで価格が上がってしまっている。

 例えば、東京の山手線の内側では、年収1000万円のサラリーマンでも、新築のファミリータイプ(70平方メートル)が購入しずらいところまで価格が上がってしまった。実際の需要が押し上げたのではなく、投機・投資や相続税対策の購入がそれを支えた。これをバブルと言わずして何というのか。

 ■シグナルに注目

 株価の場合は上昇の要因を説明できる。単純に企業の業績がいい。銀行や輸入関連銘柄を除き、多くの企業でこの3月期には過去最高益を更新すると予測されている。これを後押ししたのは円安に低金利。金融緩和のおかげだ。

 経済の底を支える個人消費の成長に基づかない好景気のため、やや危うい側面もあり、その面だけで見ると、株価上昇は「金融緩和バブル」と言えなくはないが…。

 さて、仮に今の日本経済が幾分かでもバブルになっていると考えると、それが終わるのはいつか。興味深いシグナルが出ている。

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