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東証続落、1週間ぶり安値に 円高進行受け売り優勢

 12日の東京株式市場は前日終値を挟んでもみ合った後、円高ドル安の進行を受けた売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比56円61銭安の2万3653円82銭で4日の大発会以来、約1週間ぶりの安値を付けた。

 東証株価指数(TOPIX)は11・85ポイント安の1876・24。出来高は約16億9600万株だった。

 米国の経済指標がさえなかったため、外国為替市場でドルを売って円を買う動きが進行した。東京株式市場では日本の製造業の海外収益が悪化するとの見方が強まり、自動車など輸出関連銘柄を中心に売りが出た。

 一方で、前日の米ダウ工業株30種平均の過去最高値更新を好感した買いも入り、取引開始直後は小幅に上昇した。「ユニクロ」のファーストリテイリングなど好業績を発表した企業の株には買い注文が集まった。

 大手証券のアナリストは、下げ幅が限定的だったことについて「日銀が上場投資信託(ETF)を購入して株式相場を支えるとの思惑買いが入った可能性も高い」と話した。

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