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【売れないモノを売る極意】鳴らなかったJアラート、「格安」の誘惑に潜む命の危機 安さに目がくらんで大切なコト見逃してませんか (1/2ページ)

 今、北朝鮮の動向が油断ならない事態になっています。先日も早朝にミサイルが飛来して、初めて全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴りました。

 この時、危険対象地域にいてもJアラートを受信できないスマートフォンがあったことが後の話題になりました。いわゆる「格安スマホ」の一種で、もし脅威が現実になっていたら逃げ遅れていた可能性も指摘されています(すべての格安スマホではありません)。

 ただ格安スマホを契約するときJアラート受信の性能まで確認した人は、ほとんどいなかったのではないでしょうか。モノ余りの中、品質のレベルが一定に保たれていることに慣れた私たちは価格ばかりに気を取られ、大切なものを見逃していたのかもしれません。情報があふれる今こそ本質を見極める力が必要なのです。

 日々新しい情報が錯綜(さくそう)する中、本質を見極めるのは簡単ではありません。そこでヒントになるエピソードをご紹介しましょう。

 大阪の住宅街にある地方銀行は新たな預金者を獲得するキャンペーンで、ターゲットを主婦層(大阪のおばちゃん)に絞りました。個人対象の金融商品を売るためにも、主婦層の心をつかもうと考えたのです。

 そこで「大阪のおばちゃん」が大好きなモノを無料配布するイベントを企画しました。無料なら何でもいいワケではありません。意味を感じないものには「無駄なコトせんと始末(節約)しぃゃ」と逆に遠のいてしまいます。かといって無料で配るモノに多額の予算は使えません。そこで目をつけたのが、地元でとれる新鮮野菜でした。しかも地元の農家が売れなくて困っていた規格外の野菜を買い取って配ったのです。

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