記事詳細

【新・兜町INSIDE】「Jアラート」検知で円買い注文 PTSでは軍需関連株が大幅値上がり

 8月29日早朝、北朝鮮がミサイルを発射し、外国為替市場は急速な円高・ドル安で反応した。この時、テレビ局を通じて全国瞬時警報システム「Jアラート」が鳴ったのとほぼ同時に円買い・ドル売りが始まっている。

 市場関係者によると「海外のコンピューター売買ファンドが円高を主導した可能性がある」という。Jアラートを検知した瞬間に円買い注文を出すプログラムを組んでおくというのだ。

 しかし、ミサイルが日本列島に着弾すれば、円相場は急落必至。Jアラートだけで円買いに動いた投資家は着弾地点を事前に知っていたのだろうか…。

 一方、夕方から売買が始まるPTS(私設取引システム)ではミサイル発射前、細谷火工と石川製作所が大幅に値上がりしている。ともに防衛省を納入先に持つ軍需関連株の定番である。

 想像力たくましい兜町関係者の間では、「北朝鮮マネーがミサイル発射を材料に為替や軍需株で利益を上げていたら、空前の国際インサイダー事件になる」と、陰謀論めいた見方が出ている。

 【2017年9月1日発行紙面から】

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう