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【一生働く!】アプリが広げる遠隔診療、シニア層も熱い期待 350の医療機関に「ポケットドクター」導入 (1/2ページ)

★MRT(2)

 さまざまな医療情報のプラットホームを提供する「MRT」。中でも、昨年サービスを開始した遠隔診療・健康相談アプリ「ポケットドクター」には、健康に関心の高いシニア層からも熱い期待が寄せられている。

 ■政府も後押し「遠隔診療」

 すでに超高齢化社会を迎えている日本だが、2025年には団塊の世代が全員75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、「超・超高齢社会」がやってくる。それに伴い、国民医療費も現在の40兆円からさらに50兆-60兆円に増えると言われている。

 「国民医療費の約3割(の病因)は生活習慣病が占めています。早期発見や治療によって、生活習慣病の発症・重症化の予防は可能ですが、健診の未受診や特定保健指導を受けない、治療を継続しないなどが要因になっています。そのような事態を減らすため、遠隔診療アプリ『ポケットドクター』で、多忙でも遠隔で受診できる形を作りたい。これは今後増える在宅医療でも有効活用できます」

 MRTポケットドクター事業責任者の落合宏明さん(27)は現状と展望をこう語る。

 厚生労働省はこれまで、離島や僻地(へきち)の患者を診察する場合などを除き、遠隔診療を原則禁止としていた。だが、15年8月の通達で事実上解禁した。すべての人が遠隔診療を受けられるようになったことで、ポケットドクターの普及も加速しそうだ。

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