記事詳細

【株式フジ】「北朝鮮リスク」に市場動揺 好業績銘柄が絶好の買い場に (1/2ページ)

 「北朝鮮リスク」による波乱展開です。先に確認しておきたいことは、この「北朝鮮リスク」は、北朝鮮が何かをしたからといって(例:ミサイル発射)株式市場や為替市場が動くのではなく、北朝鮮の度重なる挑発に対し、アメリカ政府が反応した際に起こるものです。今回はトランプ米大統領が「北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば、世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」とこれまで以上の強い口調と文言を用いた発言をしたことが契機となっています。もしかするとアメリカが軍事行動を取るのではないかという不安感が市場を覆ったのです。地政学的リスクが高まったときは、ほとんどの場合円が買われ(円高進行)、株が売られることになってきました。今回もそのパターンになっています。

 この中で買われたのは、防衛関連株とされる「石川製作所(6208)」、「細谷火工(4274)」などの銘柄です。8日の東京市場でも一時急伸する展開となりました。ただ、これらは投機的な銘柄ですので、売買の中心となっているのは「目先筋」です。東京市場の趨勢(すうせい)を表すものではありません。今年春にやはり「北朝鮮リスク」が高まったときには短期間で株価が2~3倍になったこともありますが、下落するときも速い動きとなります。これらの銘柄を売買するにはやはり「割り切り」が要ります。

 株価の上昇が続いていて、なかなか手を出せなかった好業績銘柄には絶好の買い場が到来しているように思えます。現実的にそうした銘柄の下げは他に比べると軽微です。しかしタイミングという意味では「北朝鮮リスク」に市場が揺れた今、ということになるでしょう。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう